
コンサル思考?自分じは縁がないことかなと思うかもしれませんが。
コンサル思考はコンサルの方だけでなく、
すべてのビジネスパーソンが身につけたら活躍の幅が広がるスキルだと思います。
どんな本か気になった方は是非、チェックしてみてください。
目次
この本の概要
タイトル | コンサルが「マネージャー時代」に学ぶこと 知るだけでビジネスモンスターになれる79のスキル/思考と矜持 |
著者 | 高松 智史 |
出版社 | ソシム |
出版日 | 2023/11/22 |
「コンサルが最初の3年間で学ぶこと」の続編で、
マネージャーになってから実践すべきことをマネージャー1年目、2年目、3年目と、ステップで学べました。
合計79のスキルに整理されていて、どんどん知識とスキルを積み上げながら読むことができます。
本の最後には前作の内容も含めたポイントがまとめられていて、
振り返りと何度も読み直しがしやすくなっています。
どんな人にオススメ?
- コンサルの仕事をされている方
- 一般企業の方でマネジメントスキルを勉強されている方
- ビジネスモンスターを目指している方
- タカマツボンをチェックしている方
筆者が前作をミドリボン、本作をオレンジボンと称しているシリーズ本です。
たくさんの刺激をもらい、スキルアップをしたい方にオススメです。
私はYouTubeの「考えるエンジンちゃんねる」もチェックするようになりました。
この本の所感
インテレクチャルリーダーシップ

前作からコンサル思考はコンサルを仕事にしている方だけのスキルではなく、
私のような一般企業に勤めるビジネスパーソンにもためになるものだと気づきました。
その続編で、さらに立場も上がったマネージャーに必要なことも是非とも学びたいと思い、
丁寧に読みました。
前作を読んでいる途中から、本作をキープしており
早く読みたい気持ちでいました。
本作の一番最初に出てくるワード「インテレクチャルリーダーシップ」
まさにこれがマネージャーとしての核になるものだと思いました。
優しさではなくインテレクチャルなリーダーシップ

組織や人を管理する立場となり、ついやってしまうのが「甘やかし」、「おだて」、「モチベーション」
いわゆるメンバーにとって優しいリーダーになること。
私にも経験があります。
部下のモチベーションに注力した研修や教育を受けてきたこともあります。
ただ、上手くいかずに悩みぱなっしでした。
部下の機嫌を考えすぎて気づけば「あれっ!この仕事、自分でやってるし。。。」
全然、楽になっていかない。
時間の消費の割に進捗が遅い。
言い出したら、キリがないぐらいですね。
この本を読んで優しいリーダーは組織にとって、危険だなと思いました。
そして、優秀なコンサルの方のように、
まさに賢く頭を使って、解決していくことに憧れを感じ、
自分もマネージャーのスキルを高めたいと思うようになりました。
コンサルの方ってレベル高い!それは価値あるは!!と気づく自分
この本の最初の方を読んで、肌感覚で思ったのは
「自分はまだこのレベルに達していない。まずい。改善すべきことが多すぎる」
ということでした。
自分の働き方を振り返ると、すごく温かったと反省している一方、
このままではまずい。
もう一回、スイッチを押してもらえました。
「今の時代に必要なのは、優しさではなくインテレクチャルなリーダーシップ」
これは分かった気がするのですが、
では、何をするのか?
そのヒントがこの本に79個も書いてあるので、
これからたくさん学んで、たくさん実践する必要がありそうです。
本当にレベルが高すぎて、一回、読んだだけでは全てを実践できる気がしないので
折を見て何度も読み返したいと思います。
最後に ネガティブになってもゆっくり、丁寧に。

前作と本作の2冊はたくさんの刺激があって、
私にとっては、仕事の仕方にも張り合いが出てきたのが良いと思っています。
私はコンサルの仕事はしていませんが、
コンサル思考や作法・心得はビジネススキルとして発揮できた方が良いことも分かりました。
あとは、どうしても自分に見栄を張り、
優秀で格好良く見られたいと思いがちで
ガツガツ、ガシャガシャ働くことに捉われしまいますが、
「丁寧に」ということばが刺さりました。
「丁寧に生きましょう」良いメッセージをいただきました。
気になる方は是非、読んでみてください。
